これまでの開催レポート

こんな時だから、みんなであったかいごはんを食べよう Vol.1
2018年11月3日

『こんな時だから、みんなでごはんを食べて島の人に元気になってもらいたい』

『野菜たっぷりのごはんを子どもたちやお年寄りに食べてもらいたい』

『思いっきり遊べる場所を作りたい』

『少しでも断水の大変さを忘れられる雰囲気をつくりたい』

島のむらマルシェ中止の決定をした夜、運営メンバーからこんな意見が出てきました。

でも状況は厳しくて大島大橋はいつ通行止めになるか分からない、イベントを開催するのに十分な水を確保できるか分からない、なによりこんな状況の中どれだけ人が集まってくれるのか分からない。

それでもマルシェが今できることは、来場してくださる人のために素敵な場を提案すること。

そしてとにかく前に進むことでした。

天気は晴天!これ以上無い天気に恵まれました。

お天道様ありがとう。さぁ、スタートです!

 

早朝からおにぎりと豚汁の仕込みは始まりました。

お米やお野菜は普段マルシェでお世話になっている方々から提供いただいたものがたくさん入っています。

ご提供いただいた皆様本当にありがとうございました。

お味の方は…本当に身体に染み込みました。お野菜たっぷり具沢山。ロハス農園石田さんのお米、みやた農園さんと山田菜園さんのお野菜も美味しかった。
青空の下食べるあったかいごはんは最高です。

心配をよそにたくさんの方々にご来場いただきました。
用意していた豚汁セットとAーportさんのお弁当も完売!

A-portさん、急で無理なお願いにもかかわらずお弁当をご用意いただき、本当にありがとうございました。

ケーキも食べたかった…

麻野農園さんは駐車場のお手伝いと野菜を提供していただきました。

なぎさ水族館さんはカニ釣りを!
子供達に大人気!

宮田農園さんはキッズスペースの紙芝居とお野菜を提供いただきました。

まりこあめさんは子どもたち向けに無料で消しゴムハンコワークショップを。

村夏至さんは子ども向けにマスキングテープを使ったワークショップを。こちらも人が途切れませんでした。

学芸員の高木さんは大島大橋の歴史を紐解ける資料をご用意いただきました。今、このタイミングで必見です。

みすずさんからはお菓子とウェットティッシュを。

ミシマ社さんはなんと京都からご来場いただき、水を提供いただきました!
島根からたおださんも水を積んで駆けつけてくれました!

ラジオでの告知と会場のセッティングをしていただいたのは三浦さん。

後方支援をしてくれたのは久賀商工会青年部のみなさん。

駐車場で車を誘導していただいたのは柳井のサンドイッチ専門店、三角屋さん。
駐車場は俺たちに任せろ!と一手に引き受けていただきました。

チラシのデザインを無料で引き受けてくれたのは太田学さん。

たくさんの方々に支えられ、たくさんの方々にご来場いただき、本当に素晴らしい場となりました。本当に本当にありがとうございました!

 

みんな笑顔でした。

子供達は最初から最後まで走り回って遊びまわっていました。

大人たちもたくさん話をしていました。

こんな時だから、みんなであったかいごはんを食べよう。
こんなにたくさんの人たちが支えてくれる。きっとこの断水も乗り越えられると、勇気がわいてきた1日になりました。

そして断水が続く間は毎週このような会を開催することを決めました。
皆さんの笑顔と励ましのお言葉が背中を押してくださいました。
島のむらマルシェは今、島民に必要とされていることをやっていこうと思っています。

そうです、前進あるのみです。

 

 

 

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